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bokuclsn

Author:bokuclsn
FC2ブログへようこそ!

薬奏シリーズ
音楽療法にサブリミナル効果を融合。音楽と波の音に加え、耳では聞き取れないサブリミナルメッセージが付加されています。これにより、CDを流すだけで目的別の暗示が潜在意識に直接浸透し、心身を根底から塗り替えることができます。リラックスタイムや作業用BGMにどうぞ。
大事なおしらせ


お久しぶりでございます(^皿^)
…この顔文字を使うのも久しぶりですね。
突然ですが、


当ブログは移転しました。


新しいブログの名は『うたもの!』。
「歌×物語」のコンセプトを継承しつつ完全リニューアル。洋楽のオリジナル和訳や造語歌詞の解読を中心に、さまざまな物語などもご紹介していきます。

これにともない、一部の記事も加筆修正したうえで引越しします。

該当する記事には移転先へのリンクを貼っていますので、ぜひそちらでご覧ください!



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夜桜とサラリーマン青年 『Brown Eyes』Destiny’s Child

僕は桜が大好きでございます。
ブラザー、桜の季節が近いぜ!(失礼)
花見か? 名所を散歩か? 公園で勉強か? デート? 夜桜見物? 花見酒?
ど れ も い い よ ね え ! (^皿^)

だけど僕は静かな桜スポットが一番好きです。
大好きなものなんだから、ちょっとだけ独り占め(^-^)
そんな秘密の贅沢を求めてユラユラ走り回ります。

『Brown Eyes』Destiny’s Child
アルバム「#1’s」より

症状/桜 春の日差し 静寂 穏やかな心 ぬくもり やさしさ 何気ない日常
成分/女性ヴォーカル コーラス(女性)
分量/スロー(スピード) 穏やか 華やか

イメージテキスト/
ふう。
おれは真っ暗な砂利道のわきに車を止めると、窓を開けて肘を乗せ、煙草に火を灯した。
ここは桜の名所といわれる山──の裏山だ。
あっちは賑やかすぎて好きになれない。疲れている時はなおさら。
山全体が桜に覆われていても、みんな駐車場と広場と屋台があるところだけが本場だと思ってる。隠れたスポットなんて、いくらでもあるというのに。
まあ、こっちに来られても困るけど。
おれはCDを止め、ヘッドライトを消した。
すると、砂利道の両脇を埋め尽くしていた夜の桜並木が白く、凛と輝きはじめた。
春の夜はいい。ほんのり暖かくて、虫がいないから気を揉まなくていいし。
ふう。
重たいため息が紫煙にのって、幽霊みたいに散ってゆく。
まったく。毎日まいにち残業、残業ってうるさいんだよなあ。あの上司、言うだけはタダだと思ってやがる。こりゃイジメだよ、イジメ。そもそも「いい猫がいたら手を貸してもらえ」って何だよ。ヒト増やせっての。ヒトを。給料ケチらないでさあ。
こっちはもうクタクタなんだぜ。
あーあ。やってらんねえよ。
二本目の煙草に火をつけようとしたおれはうっかり手を滑らせ、ライターを落としてしまった。
……ふう。
ぐったりと肩を落として車を降りたおれはボンネットに腰をもたせ、改めて煙草に火を乗せた。
その手に桜の花びらが舞い降りる。
見上げると、桜のたわわな花房が頭上にせまっていた。
焼き鳥の串みたいな細い枝の一本いっぽんそれぞれに20近くの花がひしめいている。
辺りには甘くて、青く冷たい香りがゆったりと漂っていた。
まさに満開。絶好の夜桜日和といったところか。今宵もステキだぞ。桜並木の諸君。ハハ。
……あらら。
完璧だと思っていた桜天(オウテン)の中にわずかな空間が見えた。そこにあったと思われる枝は乱雑なささくれを残して、跡形もなく消えていた。
誰かがもぎ取ったのは明らかだ。まったく、行儀の悪いヤツもいるもんだ。
傷口が黒ずんでいる。おそらく去年あたりにやられたものだろう。
……ん?
しかしよく見ると、そのささくれの隙間から小さくて白い粒が二つ見てとれた。あんなところから花が芽吹いているのだ。

おまえ、こんなことをされてもまだ咲くつもりなのか。
樹はなにも答えない。
ただ、その二つの小さな気配だけは明らかだ。
おれはただ、それをバカみたいに見つめ続けていた。
どれだけ時間が経ったのか。気がつくと、「フフ」と微笑んでいる自分がいた。

さて──そろそろ帰って寝なくちゃあな。
地面に捨てたはずの吸殻を拾い直す。

明日も……頑張ろうかな。

桜の枝がかすかに揺れたような気がした。





YouTube様より転載


国内盤
Amazon様では現在、売り切れになっております。


輸入盤(日本語パンフレットは付属しません)

ジャケット画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。「Amazon.co.jpで買う」をクリックすると一気にカート画面へ飛んでしまいますのでご注意ください。



※ご注意※
僕が所持している輸入盤アルバム『#1’s』(DVD付属)では「Brown Eyes」がトラック17にボーナストラックとして収録されておりますが、他の同名アルバム(国内盤、輸入盤含む)では同曲が収録されていません。
販売国および限定版、通常版、エンハンスド版(増産版)などによっても収録の有無が変わるようです。
現在、上記のアルバムに同曲が収録されております。



今日のネタバレ(^皿^)
イメージテキスト──
昼を舞台にしようと思いましたが、この曲は仕事帰りに好んで聞いていましたので夜桜に当ててみました。
今夜はちょっとくたびれたサラリーマン青年が主人公です。
毎日を仕事に追われ、自分のことだけで精一杯。そんな彼が夜桜からもらったものとは、どんなものだったのでしょうか?
やっぱり一人称は難しいです。サラリーマン青年の主観の場合、桜の枝先を何に例えるかで迷いました。劇中では「焼き鳥の串みたいな~」ですが、いろいろアイディアがありました。鉛筆、ボールペンの芯、つま楊枝、チョコレート菓子(小枝)、果てはゲソ(イカの足)までorz

実は! このロケーションは実在の場所を参考にしています。
Y県S市のN山(の裏山)です。お心当たりのある方は行ってみてください。

桜天(オウテン)──
造語です。


当記事では、音楽を以下の構成でご紹介しております。
症状/その曲からイメージできる雰囲気、単語。
成分/曲の中で中核となる音。および気になる音。
分量/曲全体のおおまかな構成。特徴。
イメージテキスト/その曲を聴いて、僕が想像した言葉。短文。
これらはイメージの強要ではありません。
色とりどりの音楽を皆様の創作にお役立てくださいませ_(_^_)_


僕の音楽紹介は原曲の歌詞、タイアップ作品の内容を一切無視した、僕独自のイメージを文章化したものです。曲本来の意義を損なっている場合がありますのでご注意ください。あくまで個人の見解であることをご理解ください。
僕の文章内容と、歌詞およびタイアップ作品がリンクする場合があります。その場合、それだけ原曲がシーン内容やタイアップ作品にマッチしたものだと解釈してくださいませ(^_^)
イメージテキストは、曲のイメージを皆様に強要するものではありません。あくまで皆様に興味を持ってもらうための参考と、僕個人の鍛錬のために執筆しています。


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